マイナンバーカードの電子証明書
公的個人認証サービスには、署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の二種類があり、コンビニで住民票を発行するには、後者で十分で、暗証番号がキャッシュカードと同様の4桁の数字だけなので、親しみやすいものです。
一方、確定申告に使用する前者は、数字と大文字のアルファベットの混在の6桁以上のパスワードが必要なので、親しみやすいものではありません。従って、マイナンバーカード交付時に署名用電子証明書の設定をしたのか、したとしてもどんなパスワードを設定したかあやふやな方も多いと思います。
ところが、今回の特別定額給付金の電子申請に於いて、この署名用電子証明書のパスワードが必要になってしまいました。ということで、大混乱。システムダウンの状態になっているようです。利用者証明用電子証明書の方で申請ができたらこんなことはなかったのにと思う次第であります。
追伸:引っ越しをすると利用者証明用電子証明書は何もしなくて良いのですが、署名用電子証明書は失効。改めて署名用電子証明書の発行を申請しなければならないことを知りました。引っ越しの際、この手続きをしていない方は今回の特別定額給付金の申請でトラブルしそうです。
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