観光立国のリスク
小泉首相の2003年の「観光立国宣言」。2007年には観光立国推進基本法が制定され、2008年には観光行政を担う「観光庁」が国土交通省の外局として設置されました。最近では、2020年までに訪日旅行者を4000万人に、2030年までには6000万人、訪日外国人旅行消費額を、2020年までに8兆円、2030年までにには15兆円する目標が掲げられています。一方、オーバーツーリズムとの声も出かけた矢先、「NO JAPAN」や新型コロナウイルスでの近隣諸国からの訪日客の減少が発生。ついに、中国と韓国からの入国者に要請する二週間待機の措置が3月9日から実施されるそうです。観光立国のリスクが顕在する中、その対策と今後の在り方の議論が求められるのではないでしょうか。
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