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2016年4月20日 (水)

企業風土改革は難しい

三菱自動車さんと言えば、2000年のリコール隠し、2002年の横浜母子3人死傷事故、2004年のトラック・バス部門の更なるリコール隠しを思い出します。

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一方、同社は、「2004年6月、コンプライアンスの徹底と企業風土改革を推進するCSR推進本部を新設するとともに、企業倫理遵守推進体制を再構築しました(下図)。企業倫理担当役員の指揮のもと、各部門にコンプライアンス・オフィサーを任命し、さらに各部長をコードリーダーとし、社員一人ひとりにまで企業倫理遵守が浸透するよう組織体制を強化しています。また、不祥事の防止・早期発見ならびに自浄作用を発揮する透明性の高い職場環境をつくるために、当社では内部通報制度を重視し、社内相談窓口(社員相談室)および外部弁護士による社外相談窓口を設置しています。」

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しかし、本日、「当社製車両の燃費試験における不正行為について」の発表がありました。自社のコンプライアンス体制は機能せず、OEM先の日産自動車からの指摘を受けて社内調査を行った結果、不正が発覚したということで、4車種の開発を行っていた2012年当時に、排ガスや燃費の性能を担当する『性能実験部』の第一性能検査部長だった当時50代の男性が、社内調査に対し「自分が指示をした」と話しているそうです。発表のあった車種計62万5000台に加え、「その他の国内市場向け車両についても、社内調査の過程で、国内法規で定められたものと異なる試験方法がとられていたことが判明しました」との記載があることから、更なる拡大が予想されます。

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あれほどのコンプライアンス問題を起こしたのにもかかわらず、10年も経つと再発させてしまう企業風土。その改革がいかに難しいのかを考えさせられます。

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