虞美人草について
傾国の美女といえば、呉王夫差の西施・楚の項羽の虞美人・唐の玄宗皇帝の楊貴妃が思い出されます。
そんな中国の美女を磁器人形にしたトップアートさんの広告に接しました。各美女のプロフィールを読んでいましたら、虞美人草がひなげしであることを知りました。
「丘の上ひなげしの花で、うらなうのあの人の心、今日もひとり」で知られているひなげしです。確かに赤い花ですが、イメージが一致しませんでした。
一方、「虞美人草」は、美貌のお嬢様である「藤尾」をとりまく、夏目漱石の恋愛長編小説です。こちらのほうは、イメージが合致します。
どうも、明るく可愛いアグネス・チャンさんの印象とのミスマッチなのでしょう。
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