O・ヘンリー短編集を読んでみると、勘違いしていたことを痛感します。
『賢者の贈り物(The Gift of the Magi)』は、クリスマスプレゼントをめぐり行き違いをした若い夫婦を、「彼らこそ東方の賢者なのだ」とする結末があり、キリスト教文化を知らないと理解しにくい作品であること。
『最後の一葉』で落ちない枯葉の絵を描いたのは、病気の若い女性の恋人ではなく、同じアパートに住んでいた年老いた画家であり、さらに彼はその絵を描くために結果として死んでしまうというお話でした。どうも、太田裕美さんのオマージュとしての歌のイメージが強すぎました。
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