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2007年12月 4日 (火)

凄いことなんです

Photo_2 「中坊公平・私の事件簿」(集英社新書)を読みました。14件のお話がありましたが、白眉は「森永ヒ素ミルク中毒事件」でした。

油の乗り切った43歳の中坊さんが本件を引き受けない方向で、父親に相談した際のお話。74歳の父親の言葉は、「情けないことを言うな。お父ちゃんは、公平をそんな人間に育てた覚えはないぞ。この事件の被害者は誰や。赤ちゃんじゃないか。赤ちゃんに対する犯罪に右も左もない。お前は確かに一人で飯を食えるようになった。しかし、今まで人の役に立つことを何かやったか。小さい時から出来が悪かったお前みたいな者ものでも、人様の役に立つなら喜んでやらしてもらえ」だったそうです。なんとも凄いお父ちゃんです。

その結果として誕生した財団法人ひかり協会さん。2007年度の救済資金受入収入予算は、約17億円。森永乳業さんの有価証券報告書に特別損失・㈶ひかり協会負担金として約17億円が計上されていました。毎年この多額の負担金を約束どおり支払続ける森永乳業さんも凄いです。食の安全について考えさせられる事例であるとともに、薬害エイズ・薬害肝炎を引き起こしたミドリ十字を承継した田辺三菱製薬株式会社さんにも是非参考にして頂きたいと思いました。

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コメント

中国の粉ミルクの事件の関係で、森永乳業、ミドリ十字と検索したら貴ブログが、ヒットしました。森永乳業は、ミドリ十字と医薬品製造でつながっていました。薬害エイズが判明した後でも、雪印乳業の事件で大騒ぎになった時点でも、HPに、ミドリ十字の製品の紹介を載せていました。

投稿: mei | 2008年9月19日 (金) 03時50分

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» 食品問題の歴史を振り返る [食品偽装問題を考える]
食の安全性を語る上でまず外せないのが 「森永ヒ素ミルク中毒事件」である。 これは1955年6月頃から主に西日本を中心として ヒ素の混入した粉ミルクを飲用した乳幼児に多数の 死者、中毒患者を出した食中毒の事件であり、 食の安全性が問われた第1号事件でもある。 ...... [続きを読む]

受信: 2007年12月10日 (月) 00時50分

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