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夏目漱石に親しもうということで、「三四郎」「それから」に続いて「門」を読みました。主人公の野中宗助は、悩んだ末に一週間の休みを取り、鎌倉の禅寺で修行をしますが、
自分は門を開けてもらいに来た。 けれども門番は扉の向こう側にいて、たたいても遂に顔さえ出してくれなかった。 ただ、「たたいても駄目だ。 独りで開けて入れ」という声が聞こえただけであった。
という結果に終わります。ただ、「過去に傷のある夫婦が、肩を寄せ合い、互いをいたわりつつひそやかに生きている」ということが印象として残りました。
投稿者 OnlyJustFadeAway 時刻 18時31分 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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